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目次
英語が喋れることで養える感覚
英語を勉強してある程度喋れるようになって外国に住んで現地の人と何不自由なくやりとりができるようになると、
脳の働きが変わってきて、
以前までは日本語ベースに物事を判断していたのが、英語ベースで判断できるようになるという気づきがあります。
日本語
例えば日本語ではグレーゾーンと表現されるような、
いい意味で言うと情緒豊かに、別の意味でいうと曖昧に、物事を判断できる言語が日本語なのではないか、
その証拠に色の表現自体も日本語ではおよそ500種類に及ぶと言います。
英語
逆に英語はどうでしょう、
白は白、黒は黒、といったようにはっきりとした意見で物事を捉え、
自分の意見を明確に相手に伝えれる言語であるように思えます。
文化的にも両者の違いが現れているのも感じることができるのではないかと思います。
豊かな価値観を育む外国語学習
この両方の言語を知ることは自分の価値観を豊かにし、
今後国際社会で必要不可欠な、みんな違ってみんないい、といった感性を養える可能性があり、
英語を喋れるということは実は自身の感性や精神といった深いところまで影響を及ぼすことができるのです。
英語にはない日本語特有の表現の素晴らしさや、その逆のことに気づき、外国人と日本について話し合うきっかけは日本にいてはなかなか気づけない本当の意味での日本という国のことを知りたいという興味が湧くことでしょう。
バイリンガル教育・メリット
外国語の勉強は脳の活性化に良い
外国語の習得は 脳 を活性化させ、脳の健康にもよいとの研究もあります。
バイリンガルは単一言語話者よりもアルツハイマー型認知症の発症が遅いことが確認されています。
さらに、バイリンガルであることは、物理的な脳損傷をも緩和します。近年の脳梗塞からの生還者に対するインドでの調査(600例を対象)によると、バイリンガルの認知能力は単一言語話者の2倍もの回復を見せたそうです。苦労も多い言語習得ですが、どうやら「実利的な見返り」が期待できるようです。
学習能力の高い大人に育ちやすい
バイリンガルの子供と単一言語しか話さない子供との比較調査では、会話ができるようになる前の段階でさえ、バイリンガル環境の子供のほうが、実行機能の発達が加速されたという結果が出ました。
コミュニケーション能力の向上
母国語ではない言葉での表現は思った以上に難を極めます。失敗なしに学びはありません。
どんどん話して、間違いに気づき、次は間違えないようにする。その繰り返しで言語は上達していきます。日本語で生活すればなかなかそういった場面には出くわすことはないので、海外で留学経験などがある人が日本で生活している人に比べてコミュニケーションの積極性があるのも外国語勉強をした恩恵であるのかもしれません。
バイリンガル教育・何歳からがベスト?
2020年の小学校で英語教育必修化されたこともあり、
グローバル化に向かって早い段階でバイリンガルの教育としてお子さんが英語教育に関わるきっかけになりました。
日本語と英語は類似性が非常に低い言語です。
日本語がしっかりと習得され、日本人としての人格が形成される前に、英語という言語と文化が生活に入り込むことで、バイリンガルとして成長する過程が自然でより容易になります。ですので小学校の始まる前までに少なくとも英語のリズム感をリスニングできる環境にお子さんをいさせてあげることが将来の英語教育に大きなメリットを及ぼします。
小学校の読み書き指導が始まる前に、英語脳を少しでも作っておける環境を作ってあげることは、高い思考力を養うためにも、自分のアイデンティティを確立するためにも貢献します。将来国際化された世界で活躍できる能力を備えた人間ななることをお子さんに願うのであれば、0歳からの早いうちに、できれば9歳よりも前に何らかの形で英語の環境を与えてあげることを考慮されてはいかがでしょうか。