インターナショナルスクールに通うとどう良いの?メリットデメリットを徹底分析

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1924年に初めて日本で創立されたインターナショナルスクール

インターナショナルスクールは元々、

海外の方が仕事で日本に滞在している場合のための基本的には外国籍の子どものための教育施設でした。 

今の形のインターナショナルスクールは日本では1924年に初めて設立されました。

当時は駐在員として働いている親の子供が通う学校でした。日本人の受け入れは、本人が外国生まれなどの帰国子女や両親のどちらかが外国籍などを中心としている学校が多くを占めます。

現在の都内のインターナショナルスクールは多くが駐在員の方のお子さんが通っており、

短期間滞在して転校する場合が多く 長期間の通学は稀の状態です。

日本のインターナショナルスクールに入学は可能か

生粋の日本人のご家庭のお子さんがインターナショナルスクールに入園できるのか。

その答えは、

出来ます。

しかし入園には高い壁があることも理解しておく必要があります。

インターナショナルスクールへの高い壁<費用・入学条件など>

  • 入学時点で、子どもの英語力が母国語かそれに準じたレベルが必要。
  • 両親のどちらかが、英語が堪能である必要があります。
  • インターナショナルスクールは日本の義務教育から外れるというリスクがあります。
  • 公的認可や国からの助成金が無いこともあり、必然的に授業料や諸費用は高額になります。無償化や補助などの対象外となるケースも多いです。

学費の目安>
入学金:約20万円〜50万円
授業料:約100万円〜250万円
施設使用料:約20万円〜50万円
教材費:約20万円〜50万円
その他:約10万円~ 

都内の東京のインターナショナルスクールの学費の相場は、

年間220万円~250万円くらいと言われています。

一般的な義務教育の日本の公立小学校は学費は無料です。

ネイティブレベルの英語を身につけるにはインターナショナルスクール?

将来は英語を自由に使いこなして、世界で活躍して欲しいという願いを持ち、海外の大学進学や大学留学も視野に入れ早い育児段階の頃から英語教育を受けてほしいと考える親御さんも増えてきています。

インターナショナルスクールへの期待の一つにバイリンガルのような英語力を身に付けさせたいというものがあります。

確かにネイティブの話す英語に早い段階から触れることは将来の英語習得に対して様々なメリットがあります。

基本的に言語の習得で必要なのは動機(ほしいものを手に入れるために英語が必要になる環境)が必要であるといいます。

お子さんがインターナショナルスクールに通う場合例えば友達とコミュニケーションをとりたい。などの動機づけがお子さんに芽生えると脳が英語を取得しようと働きますので日本にいながら周りが全てネイティブの英語が行き交っているインターナショナルスクールのような環境はネイティブレベルの英語を習得するのにとても良い環境だと思われます。

ただし、こういった動機づけがお子さんに芽生えなかった場合には英語に対しての意識が逆に働いてしまい、コンプレックスを抱いてしまう可能性もあることを理解しておく必要があると思います。

肌の色な目の色が違う集団に入ることは、年齢が若ければ若いほどもしかしたら隔たりを感じないというものがあるかもしれませんが、周りがコミュニケーションをとっているのになんで自分だけ…となってしまわないようにある程度の英語力を持っているお子さん向けにインターナショナルスクールはおすすめされています。

東京や都内のインターナショナルスクール

海外移住の予定があるお子さん向け

海外に拠点が既にある場合や、移住予定がある。または覚悟、理由がしっかりしている場合はインターナショナルスクールはお子さんの環境適応能力を芽吹かせるとても良い場所であるといわれています。

アオバジャパン・インターナショナルスクール

アオバジャパン・インターナショナルスクールの学園生活は「コミュニティ精神」に根ざしています。グローバルな視座を持ち、思いやりがあり、協力的で、そして学ぶことに深い喜びを感じ、リスクを恐れず新しいことに挑戦し世の中を変えていくことができる生徒を育んでいくことを信条としています。英語力不問で受験可能です。

公式サイト

セント・メリーズインターナショナルスクール St.Mary’s International School

インターナショナルスクールの中でも数少ない男子校の一つ。約60カ国からの学生が共に学ぶ国際色豊かな学校です。また、国際バカロレアDP(ディプロマ資格課程プログラム)資格が取得可能であり、ほぼ100%の卒業生たち大学へ進学しています。日本で唯一の男子制インターナショナルスクールです。

公式サイト

清泉インターナショナルスクール

清泉インターナショナルスクールは都内では2校しかない女子校インターナショナルスクールのうちの一つで歴史は50年以上に及びます。

幼稚園は男女共学ですが、小学生から高校までは女子校の環境で学びます。愛と奉仕の教育哲学に基づき、「独自の才能を発揮し、他の人に力を与え、希望と平和をもたらすことができるグローバル社会において有能で思いやりのある」人への成長を支援しています。

インターナショナルスクールであり、かつカトリック系女子校としての素晴らしい教育の環境が整っています。

公式サイト

西町インターナショナルスクール

元麻布の名門校として知られる西町インターナショナルスクール。少人数制できめ細やかな指導が特徴で、英語力だけでなくさまざまな体験型授業、スポーツ、他校との交流などを通して世界の架け橋となる人間力を磨くことができます。

日本語の修得にも力が入れられており、体験型授業や各種スポーツ活動も盛ん。日本の学校と交流する機会もあり、バランス感覚のある人格者が目指されています。

公式サイト

聖心インターナショナルスクール

聖心インターナショナルスクールは1908年に設立された、渋谷区広尾に位置するカトリック系の学校です。学校法人聖心女学院が運営している、女子校インターナショナルスクールですインターナショナルスクールの中でも数少ない女子校の一つ。約50カ国からの学生が共に学ぶ国際色豊かな学校です。カリキュラムは英国、米国、カナダ、オーストラリアなどの最新カリキュラムを用いて学習します。

公式サイト

まとめ

現在国際化が進み将来の選択肢が幅広くなってインターナショナルな舞台に必要な英語を習得することの重要性が再確認されています。

お子さんをインターナショナルスクールに通わせるのも一つの手ですが、お子さんの現在の状態に合う教育機関での教育を探し与えてあげることが大切です。ぜひ一つの参考としてみてくださいね!

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