【英語の歴史】それぞれの国で話されている英語について知ろう!

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世界で話される言語と日本語

地球には195ヶ所の国が存在しており、およそ6500種類の言語が話されているそうです。

日本に生まれ育った人にとってはあまり身近に感じることはないかもしれませんが、私たちが普段話している日本語は、世界中を探してもあまり似ている言語が存在しておらず、自由に使えるのは世界でおよそ1億2000万人で、その90%以上が日本に住んでいる日本人だといいます。

日本語の歴史はとても深く、約1300年前にはすでに使用されていたと知られており、可能性としては約1800年前から使用されていた言語であるものとの認識がされています。わたしたちが何気なく使っているこの言葉は先人たちが脈々と受け継いできた言語だと知ると、少し背筋がピンとなりますね。

地球上の共通語の英語

では世界中で最も使用されている言語はなんでしょうか。

15億人以上が使用し、地球上に住んでいる人間の4人に1人が使用するというその言語が『英語』なのです。

英語は世界で最も話されている言語であり、広く普及していることがわかります。

現在はまだ地球上に公式の共通語はありませんが、国を超えてコミュニケーションをとるために英語がよく使用されます。

よって英語は世界の共通語としてよく挙げられます。

実際に海外旅行や留学を経験したことのある人なら理解しやすいと思いますが、目の色や肌の色が違う外国人同士が出会うと大体最初は英語での会話から始まります。

国境や空港などでも現地の言葉以外に英語を話せるスタッフが大体配置されているような気がします。

英語を使って日本語と同じように想いを伝えられる友達が世界中にできたらどんなに素敵でしょう。

英語の歴史

英語は現在のイギリスで生まれました。ゲルマン祖語と呼ばれるドイツ語、オランダ語、スウェーデン語、その他43の生きているゲルマン語の子孫が混ざり合って今の英語の形になったといいます。ヨーロッパで話されているほとんどの言語で構成されているため、比較的ヨーロッパの人たちの母国語と近く、ほとんどの人が流暢に英語が喋れるのもそのためです。

世界の英語人口

世界中の約78億人のうち13.5億人が英語を話します。その大多数は英語を母国語としない人で、約3億6000万人が第一言語として英語を話します。

最も一般的な第一言語は中国語で、次にスペイン語、そして第三に英語が続きます。広く話されていることに加えて、英語は世界で群を抜いて最も一般的に研究されている外国語であり、フランス語がそれに続いています。

アメリカの英語人口

英語は南北のアメリカ全体に広がっているため、正確に集計するのは困難ですが、おそらく約3億5000万という調査結果が出ています。これらの英語を母国語とする人の大多数はアメリカに住んでおり、そのうち約2億9,740万人が住んでいます。さらに3000万人の英語ネイティブスピーカーがカナダに住んでいます。

南アメリカと中央アメリカでは、約1,400万人が英語を話します。これらのスピーカーの大多数は、アルゼンチン(590万人)、コロンビア(200万人)、チリ(197万人)、プエルトリコ(160万人)に住んでいます。しかし、英語を話す人のポケットがいたるところに広がっています。

ヨーロッパの英語人口

ヨーロッパには約2億1,200万人の英語を話す人々がおり、ヨーロッパ大陸のほぼすべての国の人々が話します。

前述のように、英語は必ずしも第一言語として話すとは限らない人々の間の共通語として使用されることがあるというのはヨーロッパに顕著に現れています。

また、何世紀も前に英語が始まったイギリスには、約6000万人の英語を話す人がいます。

これは、イングランドとウェールズで4,980万人、スコットランドで510万人、北アイルランドで170万人に分類されます。

イギリスに次いで、ドイツは4580万人と最も英語を話す人がいます。

続いてフランス(2540万人)、イタリア(20.7百万人)。

ただし、これらの大部分はネイティブスピーカーではありません。

たとえば、ドイツには英語を母国語とする人が約24万人しかいません。

アフリカの英語人口

歴史上、多くのアフリカ諸国は植民地主義の名残としての公用語で英語を持っている国が多いのが特徴です。

人口約12億人のアフリカ全土で、母国語として英語を話すのはわずか650万人です。

しかし、他の多くの大陸のパターンに従って、多くのアフリカ人が第二言語として英語を学びました。

アフリカでは合計約2億3700万人が英語を話します(ネイティブスピーカーと非ネイティブスピーカーを含む)。

英語を話す人の数が最も多いのはナイジェリアで、少なくとも一部の言語を話す人は約1億1100万人います。

ナイジェリアに続いて、ウガンダ(2900万人)、南アフリカ(1600万人)、カメルーン(980万人)が続きます。

アジアの英語人口

日本を含めたアジアには英語を母国語とする人は比較的少ないですが、

多くの人が第二言語または外国語として英語を話します。

広大なアジア大陸で英語を話す人の数は約4億6000万人と推定されています。

20世紀半ばまでイギリスが植民地化したインドは最も多くの英語人口を有し2億6500万人の英語を話しています。

続いて、フィリピン(5,000万人)、バングラデシュ(2,900万人)、パキスタン(2,500万人)が続きます。

英語を学ぶということ

英語や異文化を学ぶということは同時に自国や母国語に対して考えるきっかけになるはずです。

改めて、近年とても身近になった英語学習、それに対しての意識を少し変えてみつつ学習に取り組んでみるのも、新たな発見があるかも知れません。

 

 

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